クラッチ装着時にベルハウジング内に堆積したFA摩耗粉の除去が出来ていなかった為、走行中に摩耗粉が飛散し噛み込んでしまった。
その結果、DSP作動量不足、押付荷重低下となった。
クラッチ装着前のベルハウジング内の清掃。
クラッチ装着後の仮組立てボルトを外し忘れた為、相手ディスクASSYの摩耗が進むにつれ、固定されたPPが追随できず、押し付け力が不足しすべりが発生した。
クラッチ装着後仮組立てボルトを取り外す。
(注)レバー調整用ナットは取らない事。
スプライン部のグリースが飛散した為、PP摺動面やFA面に付着しすべりが発生した。
メインドライブシャフトとディスクASSYのスプライン部にグリースを塗布後、シャフトにディスクを仮挿入し、はみ出したグリースを拭き取る事。(出来れば2回実施する。)